まずは自己紹介 和田

初めまして。和田です。
中学生の時の担任に憧れて、その頃から教師を目指していました。


大学時代に豊田と出会い、車での本州一周旅行、フィリピンでの孤児院ボランティア、教職課程、2人で勉強をしたりと多くの時間を共に過ごしました。
そして無事、豊田は旅行会社で、私は教師として社会に出ました。


教員生活は、毎日が刺激的で夢のような生活でしたが、少しずつ自分の見えていなかった現実が見えてくるようになりました。

一般企業では売り上げが伸びて企業が大きくなれば仕事は成功と言えるでしょう。しかし、教育現場では何が学校にとって成功なのかは抽象的だと思います。

教育現場での主役は生徒です。私はとにかく目の前の生徒と、人と人して真摯に向き合うことを意識して仕事をしてきました。

生徒が話を聞いて欲しいと言えば、もちろん自分の仕事は後回しにして話をしたりしました。教員側からすればたくさんいる生徒のうちの1人かもしれませんが、生徒側からすれば一番大切なのは今であり、その大切な瞬間に私を頼ってくれたからです。

しかしそういった姿勢は組織としての和を乱したり、先輩教員からしてみれば言うことを聞かない後輩として見られることもありました。

時には「生徒との約束なんかよりも仕事を優先しろ!」「お前なんか教師じゃない!子ども好きの兄ちゃんだ!大学のボランティアみたいなもんだ!」と生徒に怒鳴るように怒鳴られたこともこともありました。

人それぞれ働く姿勢が違うのは理解しているつもりでしたが、あまりにもギャップがありました。

その気付きは次第に「自分の姿勢は今の教育現場に向いてない。もっと自分の長所を活かせる場所はどこだろう。」という考えになり、転職先を探すようになりました。


私は学生の頃から「教員になるなら色々な経験をしておくべきだ。」と考え、毎年1つずつ趣味を増やすというのを目標にしています。

その趣味の中の1つとして“旅”が挙げられます。今の自分にない価値観を見つけたり、各地域の特色を発見したりできるからです。

しかしそれは今までの先人が築いてきた恩恵を受けているに過ぎません。そこで自分は人として後世に何が残せるのだろうと考えながら、転職先を探しました。

しかし具体的な転職先は見つからず、ワーキングホリデーというビザで海外に滞在し、新しい経験をしてさらに自分を成長させながら、今後を考えることにしました。現在私はオーストラリアで生活しています。

そんな折、豊田から「廃校を活用した宿泊施設」の話をもらい、それなら私の今まで増やしてきた趣味や、教員としての経験も活かせるのではと考え賛同しました。

多くの人が人生で濃い時間を過ごす母校が廃校となってしまうのは想像出来ないほど悲しいことだと思います。
そこで私たちと宿泊者の皆さんでその廃校を明るく楽しく活用し、さらには新しい価値観を生み出し、その地域に少しでも貢献できれば幸いと考えています。

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【起業準備中】廃校宿 〜学び舎リゾート〜

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